デイブレイクで働いてる人ってどんな人? 社員インタビューvol.6

こんにちは、のぐちです。
本日は前回に引き続き「デイブレイクで働いてる人ってどんな人? 社員インタビュー」第6弾です!
今回は、実力のある若手社員エンジニア・プログラマーの稲上さんにお話を伺いました。

そしてこちらも引き続き、インタビュアー・ライティングは内定者アルバイトに来てくれている佐藤さんにお願いしました〜!
入社してからの流れや、実際に働くエンジニアさんが考えていること・今後のビジョンについて、よくわかる記事になっております。
それではさっそくどうぞ!

人物紹介

インタビューされる人:稲上さん

入社年月:2018年4月
役職:エンジニア
出身地:秋田県
好きな食べ物:お寿司
休日の過ごし方:家で文鳥と遊ぶ

インタビューする人:さとう

インターネットは身近な存在

普段のこと

──インターネットに関わるお仕事ですが、普段はどのようにインターネットを使っていますか?

好きな作家さんの作品やインタビュー記事をみたり、Kindleで本を読んだり。あと、欲しいものとか行きたい場所があったら、YouTubeを見ています。文字や写真を単体で見るよりは、動画のほうが欲しい服とか靴の雰囲気が分かりやすいかなって。

──服のそういう動画があるんですか?

そうなんです。ユーチューバーがやってるから、モデルさんみたいなめっちゃいい体型というわけじゃなくて、ちょっと身長が小さい子、とかだったりするので、それがすごい参考になるなーと。洋服の公式サイトとかだとめっちゃきれいな外国人モデルの人が着ていて…「いやこんな足長くないわ!」って。(笑)

──すごくわかります!(笑)

だから等身大で着てくれてるところがとてもいいし参考になります。

「ものづくり」と「ものがたり」の関係性を大事にしたい

これまでのこと

──学生時代は何を学んでいましたか?

学部としては教育学部で、その中の美術・デザインコースに所属していました。最初は絵画専攻だったんだけど、途中で研究室替えして、視覚文化デザイン(デザイン・漫画・映像とか)の研究室に入って、そこから大学院に進んでアート・デザインと技術をかけ合わせたような研究をしていました。
卒業制作もそうだったんだけど、電子工作とかプログラミングを使いながら作品をつくったり、AR(拡張現実)とかのライブラリをつくって絵本をつくったり。アートと技術を組み合わせてインタラクション性があるものをつくるのが好きです。

──今のお仕事にも通じている気がします。この業界や職種を志望したきっかけってなんですか?

学生時代に出会った本があって、渡邉康太郎さんという方の「ストーリー・ウィーヴィング」という本なんですけど。この本を読んだときに「自分がやりたかったのはこういうことだなあ」と思って。いろんなコンセプト(想い)と技術(表現)がかけ合わされたプロダクトがたくさん載っている本なんだけど、ただ「ものをつくる」とかじゃなく、それに触れた人がどういう感情になるか、とか、その先の物語を想像するところに共感して、こういうような、想いを糧に表現していくお仕事がしたいと思いました。

──そんな中で、デイブレイクを選んだ理由はなんでしょうか?

自分に自信が無いせいで、就活に対して結構苦手意識があったんだけど、一緒にものをつくっていく仲間みたいなのがすごくほしいなとは思っていたんです。エントリーしたきっかけとしてはしえすたろうの記事を読んですごい好きだな、こういう人たちと働いてみたいなと強く思って。あとは、面接のときに飾らずそのままの自分で素直に話した上で内定をいただけて、そうやってありのままの自分で認めてもらえたので、ここに決めました。

基礎力をしっかり身につけプロジェクト先へ!

研修の流れ

──稲上さんは入社2年目(2020年3月時)ということですが、入社してからの研修はどんな流れでしたか?

研修は、4月に入って最初にプログラミングの基礎を学ぶ技術研修やマナー研修だったり、先輩方からこういうとき辛かったけどこう乗り越えたとか、今まで色々経験してきた話を聞いたりして基礎力をつける研修を行いました。5月半ばあたりからは、新卒だけでサービスを1つつくるという課題があって、サービスをみんなで考えてつくりました。
私たちは天気によってコーディネートを教えてくれる『tenco(http://tenkidecode.com/)』というサービスをつくりました。
>> デイブレイクの研修について詳しい記事はこちら:https://siestaro.jp/2207

私の同期は他に2人いて、1人はおしゃれで文章を書くのが好きだったので、説明文やコーディネートの部分を担ってもらったり、もう1人はプログラミングができる人だったからお天気情報をAPIを使って取得するとかそういったところをやってもらいました。3人それぞれが得意なことを生かしたものをつくりたいという思いからサービスを考えていきました。

──3人でこのサービスを制作されたんですね…!デザイン部分は稲上さんが担当されたんですか?

そうですね!見える部分はIllustratorとかPhotoshopを使って見た目もわかりやすく、そしておしゃれに見せられるよう、期間も短い中でしたがみんなで頑張ってつくり上げました。

──その後の流れはどんな感じですか?

自社案件のチームに入って、会社の中でエンジニアの人たちと一緒に簡単な課題やテストなど、基礎的なところをやりました。
そのあとそれぞれ参画するプロジェクト先(現場)が決まっていくんだけど、8月くらいに私は決まって。
そこはデイブレイクの先輩がいた会社ではあったんだけど、チームの中にはいなくて、だから全然違うものをつくってる先輩が隣にいるっていう感じで。最初は全然出来なくて大変だったけど現場の人がすごく優しくて面倒見のいい人で、たくさん教えてもらってそこでかなり基礎力を鍛えられた感じはあります。

──現場で技術をさらに学んでくる感じなんですね?

そうですね!前は1人で現場に出ることがあったみたいだけど、今は結構少なくて先輩がある程度信頼を築いた会社に入っていくのでそこまで心配はないかな〜と思います。
もちろんがんばらなきゃいけない場面もあるけど、なにかあったら先輩に聞いたりできるので安心な面が大きいです!

焦らず着実に知識や経験を積みあげる日々

お仕事について

──現在のお仕事内容は?

今は自社サービスの開発チームでコーディングをしつつ、設計を考えたり、設計が決まりきっていない箇所を先輩に相談したり課題の進捗管理などを行なっています。

──設計とかは結構ユーザー側を考えないとですよね?

そうですね。基本的にUX的なところはデザイナーさんが考えてくれてたりするんですが、さらに細かい単位になるとデザインに書き起こすのが難しかったり認識がズレちゃったりするのでそこは逐一確認しながら進めていっています。
あとはチーム全体で一緒に考えていけるから、すごく楽しいし先輩方が優秀なので安心感をもってやっていけてます。

──この仕事の楽しいところや嬉しかったことは?

自分が信頼・尊敬しているチームの人たちと一緒にアイディアを出したり、ものをつくっていけるところは孤独じゃなくていいなぁと思います。以前絵画を描いてた時はひたすら自分と向き合い続ける、結構孤独な作業で。それはすごく大事なことでとても面白いんだけど、「今」の自分にはみんなと意見を出し合いながらつくったり悩んだりする時間が必要なのかなと思います。

──逆に、大変だったこと、悩みなどはありますか?

やっぱり、、周りの先輩が優秀すぎることですかね!(笑)
すっごい技術が大好きでマニアみたいな!もうなんでも知ってるんじゃないかみたいな先輩がすぐ隣や目の前にいて。自分は全然勉強不足だなって感じることがいっぱいあって、もっと勉強しなきゃなと思うんだけど、まあ時間をかけてやっていくしかないかなと思っています。

──でもそれで結果、レベルアップもしていけますよね!

そうですね!先輩みたいにできるようにならなくても、ついていけるようにならなきゃ、という意識はすごいあって、なるべく同じレベルで話ができるよう勉強したりしています。

──より勉強に熱が入りそうですよね!一方で、仕事で失敗したな、と思うことはありましたか?

基本的に「失敗」って考えないようにしています。
うまくいかないことって毎日たくさんあるんだけど、でもそれは自分の知識や経験がなかったからわからなかったことであって、失敗というよりは知らないだけって思っていて。経験値と知識を積み上げていって、うまくいかないときになるべく早く解決できるような自分になりたいとは思っています。
あとは先輩たちが細かく見てくれてるから今は「失敗した」って経験がないのかもしれないですね。失敗する前に、失敗しない仕組みがうちの会社は整えられてる気がします。
これってなかなかどの会社でもできることではないなと思います。みんなで支え合っていく精神がしっかりある会社ですね。

──稲上さんが円滑にコミュニケーションをとる上で気をつけていることはなんですか?

なるべく多くの人に対して相談したり雑談できる関係性はつくっておいた方がいいなぁとは思っていて。なにかうまくいかないことや不安になったときに1人で抱え込まず、そういうときにパッて話せると早く問題も解決できるし、先輩ともちょっと仲良くもなれるかなぁと。やっぱり先輩とどれだけしゃべったかみたいので信頼関係もあがっていくと思うし、先輩と話せば話すほど技術力もあがっていくと思うので、とにかく困ったってなったときに「先輩忙しそうだな…」って思うんだけど、できるだけ積極的に話すようにしています。
一緒にいた時間と一緒に話した時間っていうのが絶対的に信頼関係には必要だから、それをコツコツ増やしていこうという意識で、たくさんやっていければいいかなぁと思っています。とにかく話そうって感じです!

──この2年間を振り返ってどうでしたか?

1年目にいた現場では技術的なところはあんまり最新のものを使ってたわけじゃないから、今自社に帰ってきて最新の技術のものを使っていると、できることが全然違って技術力もあがるなと実感しています。現場でいい点もあったし鍛えられもしたんだけど、その時はまだ見えていないこともたくさんあって。
ひとつの現場にずっといたら気づけなかったことが、2年目になって自分の視野が狭かったっていうことに気づけたのでいろんな現場をみるのって大事だなと思いました。
自社の先輩方の技術力とかは、外にいるときはあまり感じ取れなかったけど今自社に戻ってきてそれがわかって、「あ、やっぱりこの人たちとモノをつくっていきたいな」とか、比較できたことで会社のことをより知れたのがよかったなと思いました。

──外に出たからこそ、中(自社)のことに気づけた感じなんですね。

そうですね!他の会社だとこういう対応だけど、自社だとこうしてくれるんだ!嬉しい!みたいなのを多方面ですごく感じますね。

技術力をいかしてクライアントと共に課題解決を

これからのこと

──これまでを踏まえて3年目はどんな目標をたてていきますか?

まずは今担当している自社サービスのリリースがあると思うんですが、それでユーザーに喜んでもらいたいという思いがあります。最初はどんなリアクションが返ってくるかわからないけど、いい方向に進めていけたらいいなと思います。

あと今は、エンジニア・プログラマーとしてコーディングしているんですが、それだけじゃなくてそういう技術がわかるからこそクライアントさんといろんな問題を一緒に解決していけるかなと思うので、技術力とコミュニケーションを使っていい仕事を会社に持ってくるような仕事をやってみたいですね。

──ディレクターのようなお仕事も兼任できたら、というか。

そうですね!企画や課題を一緒に考えることが好きなので、今まではモノをつくるってことをやってきたけど、それだけじゃなくて考えるってところに重きをおいてやっていけたらいいなぁと思っています。