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デイブレイクで働いてる人ってどんな人? 社員インタビューvol.2

なかじま

こんにちは、嵯峨山です。『デイブレイクで働いてる人ってどんな人?社内の人インタビュー』ということで、
しえすたろう編集部がある株式会社デイブレイクにはどんな人がいるのか、ということにせまっていくこの企画。
第二弾はしえすたろうのサイトを設計・デザインしコーディングをした中島さんが、
デイブレイクに入社した経緯や、働き方について赤裸々に語ってくれました。
中島さんの独特すぎるパーソナリティや、デイブレイクの社風が伝わるインタビューになっているはず。ではどうぞ!

人物紹介

インタビューされる人:中島宏美

・入社年月:2015年4月
・役職:デザイナー/ライター
・出身地:東京生まれ東京育ち
・好きな食べ物:ジャンクフード
・たまにおにぎりを描いている

インタビューする人:嵯峨山

インターネットってこんな遠くの人と交流できるんだって、子供だと会いに行けない分すごい感動があって

インターネットのことなど

――ではまず手始めに……好きな食べものはなんですか?

基本的にラーメンとかハンバーガーとかが好きな現代っ子です。煮物とか、嫌いっていうかがっかりして結構食べないですね。

――マジですか。

家帰って今日煮物だよって言われたらうーんじゃあカップラーメン食べるわって感じではあります。そんなに気分が乗らないっていうか。

――びっくりしました。

結構舌がほんとダメですね。アメリカに毒されているというか。わがままっちゃわがままですかね。
家だとまあ好きなものを好きなように食べたいなっていうのがでちゃって。

――そうですか……。パソコンやインターネットに触れはじめたのはいつですか?

多分中学生くらい。中高くらいの時、絵とかをあげる感じの携帯サイトみたいなものを作っていました。
描いて、相互リンクしてもらって、コメントしに行って拍手、みたいな。
インターネットってこんな遠くの人と交流できるんだって、子供だと会いに行けない分すごい感動があって、いろんな人と繋がれて楽しかったです。

――当時メールアドレスをたくさん取得してたっていうお話があるんですが、これは……病んでたんですか?

なんか危機感があったじゃないですか、ネット当初って。
インターネットなんて子供がやったら ヤバいし、メールアドレスとかバレたらウイルスとかどうの……とかですごい怖かったんです。
でもネットはやりたかったんですよ! だからとにかく危険を分散するために分けなきゃって……
今もなあなあで続いちゃってて、登録したサービスのジャンルごとにメールアドレスが分かれています。
だからもうパスワードとか意味がわからないです。危機管理能力ヤバすぎて、全部違うのでほんと忘れちゃったりして……

――病んでたわけではないんですね。学生時代はどんな感じでした?

高校が美術系のコースがある学校で、私は油絵をやってました。
美大に行った同級生も多いんですけど、私自身は文章の方が書きやすいなと思って、最終的に日芸の文芸学科というところに。
高卒でもいいかなという気持ちもあった反面、大学一回いってみないとわかんないな、と。
大学生とかすごい嫌だったんですけど……。大学生になんの嫌だな~って気持ちでとりあえず大学行って。

――実際なってどうでしたか?

嫌な面もあったけど、入っちゃえば朱にまじわれば……という(笑い)

――文芸学科では小説や雑誌を作ったり?

文芸学科はクリエイター志向の文学部っていうか、実際に自分たちで小説を書いて、それを磨いていこうみたいな感じの学部で。
年に一回ゼミのみんなの作品を集めて一冊の雑誌にするって課題があって、小説書いたり。
学校の授業でインデザインとかイラストレーターとか、ソフトの勉強をできたので、書いた小説をソフトを使ってまとめて、本にしてみたり。
雑誌作る授業もありました。その時は書くことというよりは、紙でどうやって本に仕上げるか、みたいなところをやっていた気がします。

なんか会社作ってみたかったんですよね当時は

働き始めてから

――デイブレイクに就職するまでの経緯は?

普通の大学生と比べると就職に対してポジティブなタイプではなかったんですけど、一回就職しとかないとなんもわかんないかな、という気持ちが圧倒的にあって。
就活に熱心な学校ではなかったので、スーツで行くと驚かれるみたいな感じだったんですが、
私はちゃんとやってたほうで、普通にマイナビやリクナビを使ってエントリーして、エントリーシート書いて、面接行ったりして。
最初は出版社とか広告とか見てたんですけど、ITとかもいいかなと思ってエントリーしました。
デイブレイクは人数も少ない若い会社で、説明会に行ってみたら社長の話もすごい面白くて……あとなんか会社作ってみたかったんですよね当時は。

――会社を作ってみたかった?

ゼミの先生がWEB系をやっていて、考え方が自由で新しくて、会社に頼る時代は終わる、自分で作った方が面白いよっていう感じで。
それで会社を作るのもいいのかなと思って、作った人の話を聞きたいなと思うようになりました。それからベンチャー企業とかも見るようになって。
説明会で「会社ってどう作るんですか」って質問してきたから驚いた、っていうのをよく社長とかには言われます。

――(笑い)

できたての会社に入ったら会社が出来ていく感じもわかるかなっていう……。そして運よく入ることができました。

――普段の過ごし方とかは変わりました?

全然変わったと思いますけど……でもとにかく私アルバイトが嫌で、大学時代も最後の方以外ほぼバイトしてなかったんですよ。
まあお金がなかったですね。お小遣いガンガンくれるような親でもなかったので、なんにも買えず、どうしようみたいな。

――じゃあ自由にお金使えるようになったのは最近なんですか?

はい、超楽しいです。こんなに買えるんだ、人って……! っていう。

――帰ってからはどう過ごしてますか?

テレビっ子なんですね、自分でも嫌なんですけど……もう吸い取られてる感じがしますね、いろんなことを……
でもそれが好きというか、こたつ入って見たくもないテレビだらっとみて、寝るか、みたいな感じが好きで。つい見ちゃいますね。

――じゃあ平日は割とテレビ?

あんまりネットサーフィンしないですね、調べたいことあったら使うくらいの感じで。自宅のiMacがゴミになってます。
たまにフラっと今日はご飯外で食べようかなって時に、定期券の範囲内で映画見たり、買い物したりって感じですかね。

――休みの日に街をふらふらするっていうのは?

そうですね、別になんか欲しいもの買うとかでもなく、ふらふら。
吉祥寺が自転車でいけるくらいの感じで、近いところで一番栄えてる町なので、つい吉祥寺に行きがちです。

――吉祥寺ってなんかすごいおしゃれな店多くないすか?なんか入れなくないすか?

入れないです。

――すげえちっちゃくてすげえおしゃれみたいな店がめっちゃたくさんあって、ああいうとこ行けたらねえ……

楽しいですね……買わなきゃいけない感じになるともうピンチですね。

――割と一人行動が多いですか?

最近はそうですね、自分からそんなに連絡とらないというか…連絡無精で、音信不通で有名な中島で。
でも月に1、2回友達と会ったりとかは。
ご飯食べるか、街をふらつくか、映画を見るか、こないだはゲームしましたけど。で、友達んちでPS3とWiiU触って感動しました。

――働き出してから具体的にどういうことができるようになりましたか?

一番大きかったのはPHPがちょっとわかるようになったこと……
それが一番大きなトピックでしたけど、HTMLとかもなんとなくわかっていたのが、万遍なくちゃんとわかるようになった感じですかね。

――劇的になにか変わったわけではないけど、働き出す前より底上げされていい感じになってきているみたいな?

そうですね、レベルアップしてる感じですね。

――実際働いてみてどうですか、バイトとかしたくなかったって言ってましたけど…

あー今はほんとにいい会社に入れたなって気持ちは大きいですね、だからまああんまり働いている感じがしないっていうか……

――やりたいことができている?

そうです、ウェブサイトの修正とかも楽しいっていうか、出来る範囲のことで出来ることをやって、それなりに自分のやりたい楽しい作業で苦じゃないし…
あと座ってるっていうのが大事。

場を提供して、みんながその公園で遊んでいるのを見ていたい

これからのこと

――なるほど、会社に来て仕事をしてっていうのが、中島さんの人生の中で割といい感じに位置づけられてる感じがします。

ネガティブな感じでは今のところないですね、お金もちゃんともらえて。『働く』が生活の主軸にあって、他にやってることも今のところないので。

――直近の目標とか、この会社でしたいこととかそういうのはありますか?

本当に今やっていることは割としたいことではあった気はしますね。

――すごいじゃないですか。

不思議ですよね。でもまあそうですね、アプリとか作れたら楽しいと思いますね。

――もっと先の将来だと、地方に住んでパソコンひとつで仕事っていうのが理想とのことですが、具体的にはどういう感じでしょう?

はやりの感じっていうとあれですけど、ノマドとかそういう感じです。フリーランスで、例えば職業ウェブデザイナー、じゃなく、職業中島みたいな……
肩書とかじゃなく、自分のできることで仕事もらって、というのに憧れはしますね。

――今でも会社は作りたいなと思いますか?

長い目で見ればいいなと思いますけど、会社というよりは一人でやりたいなっていう気持ちになりました。
働き出す前は働くとなると会社、と思っていたけど、会社は作んなきゃというのもあって……でもまあ別に誰とどう会社したいとか……「会社したい」……?

――「会社したい」……(笑い)

(笑い)……別にそういうのはないし、組織じゃなくてもいいのかなという感じですかね、まとめるのも大変だし。
今会社に入っていてある程度会社感を味わえてるのもあって、仮にやめて次何かやるとしたら、一旦一人でなんかやるのかなあという感じです。

――なにやります?

編集者みたいなことをやりたいですかね。ディレクターっていうんですか。マネージメントみたいな方向の。

――それやるためにこれ(しえすたろう)やるみたいな感じじゃないすか今……布石感がすごい。これ(しえすたろう)を経て立派な編集者に……

ハードルが上がっていく……。例えば個人のイラストレーターとして色々描いて頑張る! みたいなのよりは、そういう人たちをサポートする仕事がしたいですね。
場を提供して、みんながその公園で遊んでいるのを見ていたいみたいな。

――例えば、たまたまお金持ってる人が来て、このスペース余ってるからなんか面白いことやりたいんだけどなんかやらない?って言われたらどうします?

そしたら事務所作るんですかね。仕事場にして、友達というか知り合いで、出来そうな人呼んで来て、新規事業でもやるかみたいな……

――どういう事業ですか?

ざっくりですけど、仮に今のところの自分の人脈感を考えると、小説家になりたいとか詩書きたいみたいな子が周りに多いので、そういう人たちがお金をかせげる場を作る……
ネット上に限らず、場所でもギャラリースペースとかでもいいし、登録してお仕事がもらえるサービスだったりとかを……ざっくりですけど。

――クリエイターの人たちを支援するみたいな……そういうのほしいですね。ほしいっす。
クリエイターの人がここにも……(笑い)